「友⼈に、ブタって⾔いたいけど⾔えません」
Q.

ゼブラ姉さん、こんばんは。
僕には悩みがあります。僕の⼤切なトモダチについてです。
彼はすごく優しくて仲間思いのライオン︖です。
でも、僕にはどうしてもライオンに⾒えません。
正直にいうと、ブタにしか⾒えません。
いや、きっとブタなんです。ブタそのものなんです。
でも、そのことを彼に⾔い出せずにいます。
正直に、彼に「君はブタだ︕」っていってあげるのがいいのか、これまで通りでいいのか…ゼブラねえさん、僕はどうしたらいいのでしょうか︖

ペンネーム︓フェネぞう

A.

は~い、おこんばんは~♪
うれしいわ!ゼブラ姉さんうれしいわ!久しぶりよ~、姉さんって呼ばれたの。
最近、どいつもこいつも、ゼブラ兄さん、ゼブラ兄さんって呼ぶのよ~。
ひどいときにはゼブラおじさん!って呼ばれることも…
ホントしつれいしちゃう!レディにむかっておじさんはないわ!
思い出しただけで怒りの導火線に火がついちゃったみたい。
ゼブラねえさん炎上しま~す!モクモク♪

炎上してる場合じゃない?
そうね、お悩み相談よね。
わたしだったら、「この金髪ブタ野郎」って言って蹴っ飛ばしてやるわ!
だいたいライオンのくせにブタに見えるってことは、どうせだらしない身体してるんでしょ?
そんなのだめよ!男ならもっとマッチョに、肉食丸出しでいかないと!そんなライオンにだったら、ゼブラ姉さん食べられちゃってもいいわ。
おしりの肉には自信があるのよ。
姉さん、じまんよ。もー、ガブッといってちょうだいガブッと。
あー!食べられたいわー!!
あれ、なんだっけ、そうそう相談よね、相談。

「君はブタだ!」って言ってあげるのが正しいのか、それとも「君はライオンだ!」って言ってあげるのが正しいのか…

このお悩み、ゼブラゾーーーーーン!!

難しいところね、でもよく考えてみて
あなたにとって、彼はブタなの?ライオンなの?
きっとどっちでもないはずよ。そう、おはがきにもかいてあるじゃない!
「君は僕の大切な友達だ!」
それでいいじゃない。ね。

あら、そろそろお別れのお時間ね。また来週まで、ゼブラゾーーーーーン!!